人気ブログランキング | 話題のタグを見る

胃ぶろぐ

ibulog.exblog.jp
ブログトップ
2006年 03月 26日

どぶろく

Neo_Elementsさんのブログでどぶろくが取り上げられたのを見て、
子供の頃からこの未知なる飲み物に並々ならぬ興味を抱いていた
記憶があるボクは、思いつくままコメントを入れた。どぶろく_c0066553_7241667.jpg
すると驚くことに、このコメントを見ていただいていたどぶろくの
送り主さんが、ワタクシにも一本届けて下さったのである!
しかも「九州は暖かそうだから」とクール宅急便で!
ボクとろここはこの気配りに涙をこらえきれませんでした…
本当にありがとうございます!


さっそくいただく。どぶろく_c0066553_7365964.jpg
静かに藁の栓を抜き、丁寧に上澄みを器に注ぐ。

もう一杯は軽く瓶をゆすって濁らせ、澱(おり)も一緒に注いだ。どぶろく_c0066553_741925.jpg


香りは純米酒のような清々しい香りがするが、火入れをしていないような
少し青臭い若さも感じる。

最初に上澄みの方を口に含んでみた。
柑橘系のようなさっぱりとした酸味が広がったあと、すぐに米酒の芳香さが襲う。
この初めて味わう旨さを、どう表現すればよいのだろう…

軽く口をすすぎ、濁った方を口に運ぶ。
ん?この舌を刺激するのは何だ?最初に飲んだ上澄みとは明らかに違うコク。
ヨーグルトのような乳の味。発酵中の酒はこれまでにも飲んだことはあるが、
これほどイキのよさを感じる酒は初めてだ。

それぞれに趣がある味だが、「どぶろく」という文字からも感じる
野趣を楽しむには、澱も一緒に飲んだ方が旨いように思った。



どぶろく_c0066553_823548.jpg
汐吹昆布

どぶろく_c0066553_851111.jpg
つわぶき

どぶろく_c0066553_863145.jpg
胡瓜とワカメの酢の物

どぶろく_c0066553_87371.jpg
自家製カッテージチーズは辛子醤油で

どぶろく_c0066553_884290.jpg
壱岐で捕れた真アジの一夜干し

どぶろく_c0066553_895370.jpg
恒例、酔っぱラリって満腹中枢が壊れ、食パンを焼く。

by ibulog | 2006-03-26 08:21 | のみもん


<< グレープフルーツと魚介のサラダ      ポトフ >>